九州佐賀国際空港「sagair」での販売×試食が拓いた、ファンづくり
見好養蜂園
佐賀の空の玄関口、九州佐賀国際空港。その一角にある「sagair(サガエアー)」は、県産品の魅力を国内外の旅行者へ広く発信する拠点です。 見好養蜂園が手がけるこだわりの蜂蜜。その繊細な味の違いを伝えるためには、単に商品を置くだけではなく、その「場所」を活かした「体験」が必要でした。 公社が運営する「sagair」と、そこで生産者が直接想いを届ける「試食販売」。この2つを掛け合わせることで実現した、新たなファンづくりの形を紹介します。
抱えていた課題:「瓶詰め」のままでは、奥深い魅力までは伝わらない
見好養蜂園の蜂蜜は、採蜜する花の種類や季節によって驚くほど風味が異なります。しかし、どれほど良い商品も、瓶詰めされて棚に並んでしまえば、その違いは見た目だけでは伝わりにくいもの。 「食べてもらえれば分かるのに」。既存の販路だけでは、通り過ぎるお客様にその奥深い魅力を伝えきれず、もどかしさを抱えていました。
支援のアプローチ:好立地な「売り場」と、熱量を伝える「試食」の提供
多くの旅行者が行き交う「sagair」での販売機会を活用することにしました。自社だけではリーチできない層へ商品を届けるための、絶好の「舞台」です。 さらに担当者からの提案を受け、その好立地を最大限に活かすため、生産者自身による「店頭試食」を実施。最高の売り場で、生産者の「生の声」と「味」を直接届けることで、通りすがりのお客様をファンに変えるアプローチに取り組みました。
支援を受けて改善したこと:「場所」×「対話」がブランドを高める
「sagair」という開かれた場所で、直接お客様と対話する。この経験は大きな意識変革をもたらしました。 試食をしたお客様が「こんなに味が違うの!」と驚き、納得して購入していく姿を目の当たりにし、「生産者の声」こそが最強のスパイスであることを実感。ただ置くだけでは生まれなかった「美味しいの共感」が、ブランドの信頼を高める結果となりました。
現場のエピソード:お客様の「感動」が、蜂蜜づくりへの原動力に
店頭に立ち、お客様の生のリアクションを直(じか)に浴びることは、生産者にとっても大きな刺激となりました。 目の前でお客様が笑顔になり、感動してくれる。その体験は、「もっと良いものを作らなければ」という健全なプライドを呼び覚ましました。空港という特別な場所で得た自信は、より高品質な蜂蜜づくりへの強い原動力となっています。
事業者コメント:「佐賀産」の誇りを全国へ届けたい
「気候変動などの影響もあり、養蜂業は今、非常に厳しい産業となっています。しかし、そんな状況だからこそ、嘘のない本物を届けたい。 これからも真面目に、自ら『おすすめできる』と胸を張れる蜂蜜を採蜜し、“佐賀産”として自信を持って全国に広げていきます」
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日南茶藝
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