kome
米
主な生産地:佐賀
日本一に輝いた、佐賀の米どころ。
佐賀県南部から東部に広がる佐賀平野は、温暖な気候に恵まれた日本屈指の米どころ。日本最古の水田跡と言われる菜畑遺跡や弥生時代の環壕集落※1(かんごうしゅうらく)、吉野ヶ里遺跡が点在するなど、古くから稲作と共に発展してきました。江戸時代に本格化した有明海の干拓※2で広がったミネラル豊富な平野は、「米づくり日本一」に二度も輝いたことがあります。
※1 外敵の侵入を防ぐために周りを柵で囲み、壕を巡らせた集落のこと。
※2 湖沼・潟などを排水して、陸地や耕地にすること。
全国に誇る、粒揃いのブランド米。
現在、県内で生産されているブランド米(うるち米)は全部で7種。「さがびより」「夢しずく」「ひのひかり」「天使の詩」「たんぼの夢」「七夕こしひかり」「上場産こしひかり」と粒揃いのラインナップです。その一つひとつが、自然の恩恵と農家の人々の愛情をたっぷりと受けて大切に育てられ、「色・つや・粘り」の3拍子が揃った良質米として今日も全国各地へと届けられています。
12年連続で最高評価を得る「さがびより」。
平成21年(2009年)にデビューした「さがびより」は、美味しい米を評価する「米の食味ランキング(日本穀物検定協会)」において、12年連続で最高評価の特A評価を獲得し、2021年産米の中で他県産米1品種と並び最長記録となりました。艶やかな光沢とモッチリとした食感、そして甘味の強い豊かな味わいで、時間が経っても美味しくいただけるのが特長。「気候が大きく変動するなかでも知恵と努力を重ね、やっと迎えた収穫の日は、この上なく晴れやかな佐賀日和」。そんな想いで名付けられた「さがびより」は、佐賀県が全国に誇る逸品米です。