イチゴ
主な生産地:佐賀
全国で愛される、佐賀の2大ブランド。
佐賀県を代表する品種である「さがほのか」は平成10年(1998年)に誕生し、生産技術が確立された現在は、品種を独占することなく県外許諾を行っており、九州各県をはじめ全国に生産地が広がっています。その「さがほのか」以来、20年ぶりとなる新ブランドとして「いちごさん」が平成30年(2018年)10月にデビューしました。
いちごさん
眺めてうっとり、かじって甘い。
「いちごさん」は、2018年にデビューした、佐賀県生まれの新しいいちご。県・JA・生産者が一体となり、7年の開発期間を経て、15,000株から選び抜いた自信作。長く愛されるいちごになることを願って、呼びやすくて覚えやすい、清々しさとインパクトを合わせ持つ名前を付けました。凛とうつくしい色と形、華やかでやさしい甘さ、果汁のみずみずしさが特徴。果実の中まで鮮やかな赤色と、きれいな円錐形。甘味と酸味のバランスが良く、華やかな香りと濃厚な果汁が口いっぱいに広がります。
ロゴデザイン
「いちごさん」の深い紅色や形のうつくしさ、すっきりやさしい甘さを、品質の高さを約束するラベル仕立てで表現。ロゴデザインに浮かぶシルエットは、まっすぐ芯のある女の子をイメージし、風になびく髪とすっとした姿は、おいしさへの誇りと自信を表現しています。
生産者インタビュー
「いちごさん」は、まるで赤い宝石。
見た目、味、香りが素晴らしいいちごです。
今まで、いちごの新品種が出るたびに挑戦してきました。紅が強く、果肉もしっかり赤い「いちごさん」は、まるで輝く赤い宝石のようです。見た目がきれいで、味も甘くておいしく、香りも良く、素晴らしいいちごです。
いちごは生で食べることが多い食べ物ですので、安心安全な「いちごさん」を届けられるように努めています。「いちごさん」を食べることで、子どもから大人までみんなが笑顔になって、「いちごさん」を通して絆を深めてもらえたら嬉しいです。
いちご生産者
JAさが杵藤みどり地区
佐賀県いちご部会長
森 和生 さん
開発者インタビュー
うまさに絶対の自信あり。
自慢の娘です。
実家がいちご農家で、生まれたときからいちごに関わりつづけて40年以上、おいしいいちごは一目見ただけで分かります。表面のツヤ、引き締まったハリ、いちごらしい整った形、新品種ははじめて見たときから絶対の自信がありました。「この品種はうまか(旨い)いちごになる」と、実家のビニールハウスを一棟丸ごと使い、新品種開発プロジェクトの試験栽培に協力しました。
このいちごは、まるで自分の子供のようで、自慢の娘です。みんなに早く一目見てもらいたいですね。
佐賀県農業協同組合(JAさが)
本所 園芸部 園芸指導課
課長
伊東 克明 さん
HP「いちごさん」