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The SAGA認定酒

数多くの老舗酒造を持つ、
佐賀ならではの日本酒

佐賀県は、古来より日本酒を造る酒蔵が多く、酒造密度（面積に対する酒蔵の数）は全国でもトップクラス。
上質な米と名水が織りなす佐賀の日本酒の中でも、特に品質と美味しさを保証されたブランドが「The SAGA 認定酒」。
味わい、香り、バランス。その全てにおいて専門家たちが太鼓判を押した、全国に誇る佐賀の名酒です。

米と水に愛された、
九州随一の日本酒県

焼酎王国として名高い九州の地で、佐賀県が日本酒県と呼ばれている理由。それは日本酒の命とも呼べる、米と水の名産地だからです。全国でも有数の米の産地である広大な佐賀平野に、良質な伏流水が豊富な北の脊振（せふり）山系と南の多良岳（たらだけ）山系を有するおかげで、昔から各地で日本酒造りが盛んに行われてきました。江戸時代には、佐賀藩（鍋島藩）が「米を売るより、酒を売ろう」と酒造りを奨励したほど。現在でも、数多くの米農家によって作られる良質な酒造好適米※が、佐賀の高品質な日本酒を支えているのです。

日本酒を進化させ続ける、
熱き蔵元たちの絆

佐賀県の日本酒は、濃厚な味わいと力強い旨味が特長。地元の蔵元たちは、酒造りの知識や技術を惜しみなく共有し、昔から変わらない旨味に優れたお酒を造り出してきました。米の栄養分を出来るだけ多く残し、旨味の元となるアミノ酸の含有量を増やすことで、佐賀県民の嗜好に合った濃醇な味わいを実現。昨今、多種多様な日本酒の中で「旨口カテゴリー」が一定の人気を博しているのも、佐賀のお酒が全国で認められている何よりの証拠。情熱溢れる蔵元たちのおかげで、現在も佐賀全体の日本酒のレベルはいっそう上がり続けています。

The SAGA認定酒を
選び抜く、
フランス式の認定制度

佐賀県産の原料を100％使用した高品質のお酒を、お客様に届けるために創設された「佐賀県原産地呼称管理制度」。この制度によって毎年春と秋に、日本酒（純米酒）と焼酎（本格焼酎）の中からそれぞれ「The SAGA認定酒」を選出。この手の制度で日本酒を対象にしているケースは珍しく、日本酒県と呼ばれる佐賀県ならでは。また、フランスのボルドーワインは世界のブランドワインとして地位を確立していますが、そのブランド化に貢献したのが同じくフランスで制定された「原産地呼称統制法」です。

3つの証［品質とおいしさの保証］

純米酒

佐賀県の米・水を100％使っています。
佐賀県の蔵元が醸造しました。
味や香り、バランスに優れ、味覚審査で合格した純米酒です。

本格焼酎

佐賀県の米・麦・菱・水を100％使っています。
佐賀県の蔵元が蒸留しました。
味や香り、バランスに優れ、味覚審査で合格した本格焼酎です。

世界が酔いしれる、
SAGAのSAKE

今や日本酒は、世界中で空前のSAKEブームを巻き起こすほどの人気ぶり。SAKEソムリエの登場やフレンチと日本酒のコラボレーションなど、海外では「日本酒はクール」というイメージが定着しています。2007年には、イギリスで毎年開催される世界最大級のワイン品評会「IWC」でSAKE部門が新設。2011年には、ついに佐賀の日本酒が同部門で最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞しました。世界一の日本酒という評価を得たことで、国内でも佐賀の日本酒がより注目されるようになりました。現在も蔵元たちのたゆまぬ努力により、日本酒の輸出量は徐々に増え続けてきています。