renkon
レンコン
主な生産地:白石町
レンコン栽培に適した、特別な土壌。
全国有数のレンコン産地として知られ、その主な生産地は有明海の広い干拓※1と干潟※2で知られる佐賀県・白石町。重粘土質という独特の土壌を持つ白石平野は、ミネラルが豊富な柔らかい土地です。レンコン栽培に最適な性質で、その面積は約300haにも及びます。
※1 湖沼・潟などを排水して、陸地や耕地にすること。
※2 海岸で潮がひいたときに現れる砂泥底。
季節によって表情を変える、県産レンコンの多彩な食感。
佐賀県のレンコンの品種は4〜5種類がメインで、その半分以上の出荷量を占めるのが「金澄(かなすみ)」。7月から9月頃の若いレンコンならではのシャキシャキとした食感が楽しめるのが特長です。出荷最盛期となる10月以降は、糸ひきが良く、モチモチ、ホクホクとした柔らかなレンコンが収穫されます。また、泥を付けて出荷される「泥付きレンコン」も佐賀県産の特長の一つ。水分と養分をたっぷり含んだ白石町のきめ細かな土が、光りや空気から守る保湿の役目を果たして日持ちを良くさせるため、掘り立てに近い状態での出荷を可能にしています。