tofu
豆腐
主な生産地:佐賀
豆腐作りに最適な、大豆と水の名産地。
佐賀県は、全国でも有数の大豆の産地。平成24年度の収穫量は、北海道と宮城県に次いで全国3位。また、脊振山系(せふりさんけい)と多良岳山系(たらだけさんけい)には、豆腐作りに適した軟水が豊富に流れています。このように、美味しい豆腐作りに欠かせない大豆と水に恵まれており、日々、オリジナリティーの溢れる様々なこだわりある豆腐が作られています。
バラエティ豊かな、佐賀の豆腐文化。
前述の通り、県内各地には多種多様な豆腐があります。日本三大美肌の湯として知られる嬉野温泉 の名物「温泉湯豆腐」は、温泉水で湯豆腐を作ることで豆腐が溶け出して汁が白濁し、豆腐のとろける口当たりが絶品。唐津市や武雄市では、昔ながらの製法で大豆本来の味が引き出された、水にさらさない「ざる豆腐」や「おぼろ豆腐」が有名。その他、豆乳に葛とでんぷんを入れた餅のような食感が楽しい有田町の「ごどうふ」や、にがりの代わりに島の海水が使われる唐津市・神集島(かしわじま)の「石割豆腐」など、ラインナップは様々。これらの名物豆腐はそのレベルの高さから、全国区で注目されています。
■温泉湯豆腐
■ざる豆腐
■ごどうふ